天気予報では降水確率10%、天気図を見ても高気圧が関東周辺を支配している・・・
今日の関東はどこからでも富士山が見えるに違いない、という絶対的な自信のもと、僕は「どこかから」ではなく、「すそ野」から富士を見るべく、バイクにまたがった。
前々から今日、23日は学校の創立記念日で休みということがわかていたので、平日の人の少ない日を狙って、富士山を見に行く作戦を立てていた。気象情報も毎日チェックし、低気圧の動きに注目していた。富士山スカイラインへは昨年も同じ時期(21日)に行っており、そのときは満開の桜にお見えできたものの、富士の山頂部はガスがかかっており全貌を現すことはなかった。しかし、今回は違う。
完璧な気象条件、満開の桜が期待された。
6:30起床。
ここ横浜は雲ひとつない晴天。予想どおり快晴だ。ここ数日に比べてすこし肌寒くはあるが、バイク、体のコンディションともに良好。素晴らしいツアーをふと脳裏に描いた。
R246を経て、10時前に御殿場へ到着。
空にはどんよりとした雲。それは富士の山頂を中心に周辺の町を覆い尽くすように大きく分厚い広がりを見せていた。灰色の重たそうな雲、自分の心境も同様に期待は落胆に潰された。
「一体、いつになれば見せてくれるのか、その姿を。」
箱根、伊豆、富士はツーリングの定番エリアであるため、何度となく訪れている。晴れていればいずれも素晴らしい富士景色を望むことができるはずなのだが、まだ一度も“青い空に端正な富士”の姿を見たことはない。いつも、富士周辺にだけ雲がかかっている。横浜からきれいだな、と見ることはしばしばあるが、僕がそれを間近でみようと思うと必ず雲の中に隠れてしまう。どういうことだ?たぶん回数にして15回くらいは訪れていると思われる。
御殿場の松屋で腹ごしらえをして、予定していた富士山スカイラインを走る。この道は、晴れていれば最高の景色を楽しみながら、裾野をぶっちぎる爽快感を味わうことができる。それは直線と曲線がちょうど良い割合で融合された絶品(竹村談)。
だから今日みたいな曇った日でも走るだけで楽しい。
しかし、高度を増すにつれ寒くなってきた。山中では7℃という表示。もう一枚だけ服を着て来ればよかったと、後悔した。
走行中にデジカメでムービーをとった。走行中の風景は撮影するのが難しいが、あえて挑戦。今日はカメラを肩掛けにして走っていたので、そのままの状態で撮影した。当然、ファインダーは傾く、と。
いくつか撮影して、家で編集したものをアップします。
まず、初期状態でカメラが傾いているので見にくい。しかも、位置の調整ができず画面の半分以上タンク(白い部分)が占めていて風景もあんまり映っていない。
そして、録音したかった排気音が風の音で全く聞こえない。うるさい。
さらに、単調。はじめの20秒見ればそれで全てです。
しかし、編集している間に楽しくなってきて、無意味に音楽まで入れてしまいました。形式変換ソフトをダウンロードしてまでw オフスプさんの音楽に合わせてご覧ください!
(中身と音楽、微妙に合ってないことは突っ込まれる前に言っておきます。)
たまに太陽が出ると、ぽかぽか気持ちよかったですが、基本寒かった。そして肩凝りが痛かった。しまいに、お尻も痛くなってきた↓↓
帰りの話。
大倉山に太尾堤という交差点があります。時間帯で進入禁止になっていて、17時には解除されます。しかし、結構みんな普通に進入しちゃって、何事もなく行っちゃいます。しかし、ちょいちょい、警察が侵入した車を止めてるのを見かけます。
そこを行かなければけっこう回り道をしないといけない。さぁ、どうする。
宅配時の勢いで行ってしまう?
僕は、信号待ちのその交差点で考えた。
「進入禁止だけど左に曲がればスムーズ。17時に解除、現在16:30。警察はたぶんいない。」
「いやいや、でもちょくちょく止められてるの見るよ?罰金いくらだろう、6000円くらいかな。今は宅配中じゃないし、大目に見てくれるわけないしな。。」
僕は、進入禁止の左折はせず、直進して回り道をした。
が、前の車が吸い寄せられるように左へ折れた。
・・・その瞬間、「パオーン」
象じゃありません、けたたましい音量のサイレンが一回だけ鳴り響いた。
前の車が捕まった。
僕は命拾いした。
第六感が働いた気がした。
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